日 時:2024年12月21日(土) 14:50~18:35
会 場:東京大学弥生キャンパス 弥生講堂・一条ホール https://www.a.u-tokyo.ac.jp/yayoi/
後 援:日本学術会議
形 式:対面とオンライン配信によるハイブリッド開催
〈プログラム〉
14:20~ シンポジウム受付開始
14:50~ 開会挨拶 東原和成(生科連代表)
15:00-15:10 趣旨説明 片山豪(生科連 生物教育・大学入試問題検討委員会委員長)
15:10-16:50 講演(各20分×5人)
これからの生物教育の在り方を考えるために 藤枝秀樹(文部科学省)
探究過程を取り入れた生物教育の実践事例 佐野寛子(東京都立小石川中等教育学校)
魅力ある生物教育は生物選択者を増やせるか 田中秀二(京都府教育委員会)
学習における探究の課題と大学入試 園池公毅(早稲田大学)
「ヒトの生物学」は生物か保健体育か?-病気とクスリのリテラシー教育と専門教育-
安西尚彦(千葉大学)
16:50-17:00 休憩
17:00-17:20 「つぶやきフォトコンテスト」表彰式
17:20-18:30 パネルディスカッション
モデレーター 片山豪,パネリスト 講演者5名
18:30 閉会挨拶 宮下直(生科連副代表)
18:40-20:00 意見交換会
2024年12月21日(土)東京大学弥生キャンパス 弥生講堂・一条ホールにおいて,公開シンポジウム2024を実施しました。シンポジウムのテーマは,魅力ある生物教育をどう実現するか -高校生物の新しい方向性について-でした。今回のシンポジウムは,「魅力ある生物教育をどう実現するか」をテーマに,高校生物教育の新しい方向性について議論しました。
文部科学省の藤枝秀樹氏は,現行学習指導要領の改訂ポイントを説明され,探究的な学びの重要性を強調されました。
実践事例として,東京都立小石川中等教育学校の佐野寛子氏が,探究過程を取り入れた授業デザインを紹介されました。
京都府教育委員会の田中秀二氏は,生物選択者を増やすための取り組みを紹介され,魅力ある授業や課題探究の重要性を述べられました。
早稲田大学の園池公毅教授は,大学入試改革の影響を分析し,思考力を問う問題の増加や,探究的な学びの評価方法について議論されました。
最後に,千葉大学の安西尚彦教授は「ヒトの生物学」の重要性を論じ,生物教育と保健体育教育との連携を提案されました。
オンラインを含めて300名以上の参加があり,このシンポジウムを通じて,生物教育の現状と課題を共有し,未来の教育の在り方を考えました。
また,本シンポジウムにおいて,つぶやきフォトコンテストの表彰式が開催され,優秀賞を受賞した高校生も参加しました。
以下は当日の様子です(敬称略)。
本シンポジウムの趣旨説明 片山豪(生科連 生物教育・大学入試問題検討委員会委員長)
これからの生物教育の在り方を考えるために 藤枝秀樹(文部科学省)
探究過程を取り入れた生物教育の実践事例 佐野寛子(東京都立小石川中等教育学校)
魅力ある生物教育は生物選択者を増やせるか 田中秀二(京都府教育委員会)
「ヒトの生物学」は生物か保健体育か?-病気とクスリのリテラシー教育と専門教育- 安西尚彦(千葉大学)
パネルディスカッション モデレーター 片山豪,パネリスト 講演者5名
第6回 高校生 生きものの“つぶやき”フォトコンテスト審査結果については,下記をごご覧ください。