“農芸化学”は、生命現象を化学的に解析し、その有用機能を農業生産、加工品生産などに応用展開し、社会還元を目指す日本で独自に発展した研究・教育分野です。日本農芸化学会は、この分野の進歩を通じて科学・技術・文化の発展に寄与することで人類の福祉の向上に資することを目的に1924年に設立されました。現在、創立100周年に向けて、「生命」「食」「環境」の3つをキーワードとして、さらなる発展を期して活動を強化しています。