環境省から以下の案内をいただきました。ご興味のある方はご参加ください。
1.開催概要
生物多様性条約第15回締約国会議COP15 第二部(2022年春)での、愛知目標の次の生物多様性の世界目標となる、ポスト2020年生物多様性枠組の採択に向けて、国際的な議論が進められています。
愛知目標の多くが未達成に終わり、今までどおりの社会では生物多様性の損失に歯止めがかからないことをIPBES が指摘したことを踏まえ、新しい枠組みには人と自然とが共生できる社会への「変革」に向けた筋道をつけることが期待されています。
「変革」に向けた道筋の中でも、IPBESのこれまでの評価等によって、農業や漁業による生物多様性損失への影響や、花粉媒介動物などの減少や集約的農業による生態系劣化が食料生産の重大なリスクであることなど、生物多様性と食との密接な関係が注目されています。
本シンポジウムでは、IPBESや生物多様性に関する国際的な動向の解説に加え、国内での食と生物多様性に関する先進的な取組の紹介も交えて、私たちにとって身近な自然の恵みである「食」をテーマに、この恵みを将来に引き継いでいくために私たち自身ができることを考えます。
日 時:2021年12月14日(火)18:00~20:00
会 場:WEB開催(Zoom)
参加方法:事前登録制 先着順で定員(950名)になり次第締め切ります。
参加費:無料
主 催:環境省
共 催:IGES(公益財団法人 地球環境戦略研究機関)
2.プログラム(予定)
○ 開会挨拶・趣旨説明
○ 基調講演
「生物多様性と消費行動:世界の動向、日本の役割」
橋本 禅(東京大学大学院 農学生命科学研究科 准教授)
「持続可能な食料システムと生物多様性の保全」
武内 和彦(IGES理事長)
○ 取組紹介
「カゴメ野菜生活ファームにおける生物多様性保全の取組み」
綿田 圭一(カゴメ株式会社 品質保証部 環境システムグループ 専任課長)
「自然資本プロトコルに則ったお米の取り組み評価」
高田 あかね(株式会社アレフ(ハンバーグレストランびっくりドンキー運営企業)SDGs推進委員会委員長/エコチームリーダー)
「野生の菌による発酵を起点とした地域内循環の実現について」
渡邉 格(タルマーリー オーナーシェフ(野生の菌で醸すパン、地ビール&カフェ))
「変わりゆく海と魚・向き合う人のゆくえ」
上田 勝彦(株式会社ウエカツ水産代表/東京海洋大学客員教授)
○ パネルディスカッション(五十音順)
上田 勝彦(株式会社ウエカツ水産代表/東京海洋大学客員教授)
高田 あかね(株式会社アレフ(ハンバーグレストランびっくりドンキー運営企業)SDGs推進委員会委員長/エコチームリーダー)
武内 和彦(ファシリテーター、IGES理事長)
橋本 禅(東京大学大学院 農学生命科学研究科 准教授)
綿田 圭一(カゴメ株式会社 品質保証部 環境システムグループ 専任課長)
渡邉 格(タルマーリー オーナーシェフ(野生の菌で醸すパン、地ビール&カフェ))
○ 閉会挨拶
3.参加申込み
2021年12月12日(日)までに、以下のURLからお申し込みください。
https://www.iges.or.jp/jp/events/20211214
以上